Mana kunchi no heya
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文章書き、食べ物、写真、脳性まひ、希望、夢、前向き、介護職員、ヘルパー、電動車いす、散歩、パソコン、ホームページ作成、ラーメン、うどん、握り寿司、長野県、喬木村、不自由さのないマイナス面をプラスに持っていく生き方のページです。


 子ども本を読まないのに なぜ書けるの? 子ども

 2024年11月

ズバリ趣味は、機械いじりである。好きだとはいっても、両手がうまく動かずドライバーやミッパーも使いこなせない。テレビならリモコンで、設定を変えて楽しむくらいだ。「しきりに細かな砂利が動いているブラウン管ドライバー映像と、スピーカーから鳴り止まぬ土砂降りの雨の音…」。電源スイッチ・選局選択と音声のほかに、映像調節ツマミしかない昭和時代の真空管式受像機では簡単過ぎて、背面へ回リ込みアンテナ線を外し、再び電源を入れて画面を見た。こんないたずらをして、一人で喜んでいたガキのころが懐かしい。宝物のように床の間に備えつけられたテレビを、恐れおそれ電源スイッチに触れチャンネルを回していた。


一人っ子の身、チャンネル争いなんか知らなかった。NHK総合と教育、民放の信越放送の3局しかない。大相撲中継の時間帯に裏番組では、子ども向けの漫画などを放送していた。母が言う。「おじいちゃんの大好きなお相撲さんが出ているから我慢をしなさい」。一場所15日間は6回あるが、その他はチャンネルを自分のものにできていた。別の言い方をするとしたら、おもちゃの代わりがテレビになる。障害児療養施設で4年間の集団生活を終えて家に帰ると、客間には新しいテレビがあった。コロンビア製受像機で大型スピーカー搭載・音声入力端子も備えており、外部レコードプレーヤーとの接続で迫力ある音を再生できる優れ物。裕次郎(石原)ファンだった父は息子のいない間、寂しさ解消?に音楽鑑賞をしていたよう楽譜だ。好奇感旺盛な自分に怖いものはなく、プレーヤー針を何度も折り曲げてしまう。怒られはしたけど、思う存分いじりを体験する。ちょうど、県内民放第2局目・長野放送(UHF帯)が開局したときで、フジテレビ系の番組を見ることができるようになった。


恵那山が斜めに見えるわが家に、テレビ電波が僅かな恩恵をもたらす。多素子大型アンテナを屋根に立てると、遠く離れたテレビ塔から出ている名古屋エリア放送局の受信に成功。でも「ノイズの中に映像あり…」のような状態で、現在の地上波デジタルとは比べ者の外(そと)だった。印象深い東海テレビシンボルマークは、数字の1を記号で取り囲むデザインで、いまも健在。「映り悪いチャンネルばかりを見続けると、目によくないよ」。家族からの注意声は、まるでマニアにかけるような言葉電波塔であり、新鮮さが感じられてくる。飯田下伊那北部地域では、空きとなっていた5チャンネルでCBCテレビ(中部日本放送)が微かに映った。お隣同士の4チャンネル(NHK総合)と、信越放送6チャンネルの強力な電波に挟まれ混信が酷かった。まれに停電でローカル局(4と6チャンネル)が停波すると、東海テレビよりも比較的きれいに見えて驚く。名古屋テレビ(11チャンネル)に合わせても映らないが、ときたま朝方にノイズ混じりで画面に(放送内容が)現れた。当時、テレビ局が使っていた超短波帯(VHF)の電波は光の性質に近かったが、天候や環境に影響を受けやすく、エリア外局をキャッチするのは苦労が多い。反面、面白さも感じた。「きょうは雨降り。1チャネル(東海テレビ)がきれいに映る環境だ」。何か変わったことがあると心が弾んだりもする。アンテナの位置や向きの変更なし、受信増幅器も使わない中で、自分流で受信マニアになることができたと思う。また、空想上の思いを寄せてみる。「何とかして東京のテレビ局をキャッチできないか。そのために山を切り開けないか?」・・・。都会へのあこがれが生まれる。中京圏に住む親戚や仕事に行く人もいて、青柳ういろう・きしめんをお土産にもらう。名物を紹介する名古屋民法局のコマーシャルが珍しく、地域の味を満喫できるような感じがした。このあとも関連趣味が継続していく。


ウインドウズ95オペレーティング・システム(OS)の発売から1年後、マイ・パソコンを手にする。もう28年前にもなった。今年の秋口から、再びインターネットのスピードに興味を持つ。「サイトへのアクセスをより早くするのには、どうすればよいのか」。そのための第一段階が、現在使用しているノートパソコンのハードウェア・ドライバーを更新することであった。何度かウインドウズを再セットアップしたが、付属リカバリーCDを用いたことは一度もない。ひいては、マイクロソフト提供のドライバーでしのいでいた。ネットアブクターの型番を確認し、ウェブブラウザーから最新ドライバーのチェックを試みる。インテルドライバーサイトに到達し、ほかのハードウェアも含めてインスールが完了した。それまでは途切れたりしていたサイトアクノートパソコンセスが、明らかに改善された。それ以来、外泊(ショートスティ)期間中においても何らトラブルは起きていない。得をしたのではなく、なぜドライバー更新に気づかずにいたか。チェックはしていたけれど、ウインドウズ・アップデート任せが裏目になったかも・・・。


愛用の教科書を紹介したい。定番サイト「ユーチューブ(オンライン動画共有プラットフォーム)」を見ている。音楽・スポーツ・ゲームなどさまざまなテーマの動画を、大衆の利用者がサイトに投稿することができ、不特定多数の人に視聴が可能だ。パソコン関連の動画もたくさんあり、ウインドウズの最適設定、質問・疑問に回答(Q&A)、インターネットスピード改パソコン操作善策などを説明した情報が役に立つ。「IPアドレスは自分の住所で、混み合いがあるときは変更ができる。サイトへ行く道は2通りあって、光回線なら両方とも使えるが、最近はプロバイターのオプションで新しいロードも利用すれば、スームズかつスピードがあるらしい(IPv4とIPv6の違い)」。ネットの仕組みは、素人にはレベルが高く宇宙にいるような感じさえもする。


平成22年以来、光回線とプロバイダーは異なる会社だったがこの秋、どちらも同じコーポレーションとした。キャンペンの謳い文句に気を取られ、うっかりプロバイダー契約を解除してしまう。取り消しができなかったことを考えると、時代遅れのプランであったのだろう。光回線も過去のプランであったようで、11月中旬にIPv6設定ができるホームゲートウェイ(ONU)ルーターを取りつけてもらう予定である。


一時、長期間に及ぶ入退院を繰り返していたときは、パソコン知識も半分くらいはお払い箱となっていた。「ここはこうすればよいのか。こうしてみたらどうか」。思案をしていると楽しい。オペレーティング・システム(OS)が不安定になったときの対処方法は、コマンドプロンプトで実行すればよい。元もとCドライブの中にある、システムイメージをチェックすればWindowsパソコン修復ができる(SFC、システムファイル・チェッカー・ツール)。ドライブは記録装置とも言われ、いつかは必ず故障してしまう。事前にドライブの健康状態を知っておけば、大切なドキュメントファイルを失わずに済む(ディスクのエラーチェック)。コマンド・ライン(指令)を覚えられたらすばらしいし、とても便利になりそう。そのおかげで近ごろは、OSクリーンインストールはせずに手間が省けた。


「このノート、もう古くはないか。最新のものを手にしたい」。発表日・令和2年1月15日となる最新ノートを手にして早4年目。平均寿命が6・7年なら、あと3年は保つか。オペレーターに何があるか分からないのは、誰にでも共通・・・。思い留めよう。欲望に悩まされたりもしたが、いまは快適なパソコン・ライフに満足している。「インターネット・バイキングとは何者か?」。金融機関窓口には行かなくても、口座からの出し入れが自由自在にできるサービスだと知った。ほかの金融機関であっても連携が可能で、お金の管理がパソコン上で行えるという。自分にとっては絶好の知らせに思わず飛びつく。手続きが済み次第、このサービスを試してみることにしよう。


愛する1年前の秋に書いた作文を読み返すると、パソコンやインターネットの話になっていた。いじる楽しさにも触れている。趣味への心は旺盛な証拠か。「パソコンはパートナー」。いじったりはしても、よき協力者だ。「これからも末永いおつき合いを願い、お互いに愛し合っていこうね」。お断り・・・専門用語はできる限り使わずに書きました。あとは個々でご判読願います。

2024/11/30

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