Mana kunchi no heya
タイトル 家本文へジャンプマナくんちの部屋
 メニュー一覧
 マナくんちの部屋トップ
 自己紹介
 いたずら作文
   過去の作文
 コラム
   過去のコラム
 思い出のスナップ
   過去の写真
 公開・終活ノート
 掲示板
 お問い合わせ
 
 前のページへ
 つぎのページへ


鉛筆いたずら作文鉛筆
  トップページでの説明のほかに「何かをやなければ」という気持ちが、当初、寝たきり状態だった自分を奮い立たせてくれた一言になった。病院の回復病棟でリハビリを受ける中、ノートパソコンで文字入力練習がスタートした。
 退院後、脳活として毎月一度、作文を書くようになった。やりがいが出てくる。
 この経過をたどって今日に至った次第。どこまで続くかは不明でも前進のみである。そうだ。「何かをやらなければ」。この思いが消えたときが、すべての終わりとなるだろう。だから書き続けたい。
 子ども本を読まないのに なぜ書けるの? 新芽

 2025年3月
人気アニメ【ゲゲゲの鬼太郎】に聞いてみたい。自分の葬儀で喪主になる、どのくらいの参列者がきてくれるかなんて本人には分からないが、お化けになれば、それを実現させることが可能か。すると鬼太郎よりも先に、頭のタンスから重要な情報が出てきた。お化けにならなくても死ななくてもできる。「一般的には、葬儀が行われるまでの行程を自身で見届けることはできない。エンディングノートは本人が亡くなった後で、残された家族や身元保証人らが困らないように希望などを残しておくもの。自分の思い描く葬式を、まだ元気なうちに体現したいという人の割合も、少しずつ増えている傾向にある(ネットサイト・終活コラムより修正抜粋)」。母とテレビに向かい、たまたまローカルニュースで紹介されていて、はじめて知った。この葬儀が【生前葬】ではないだろうか。

昨年師走から私の身元保証、生活支援、もしものときの葬送支援、金銭管理・法律支援をお願いすることになった一般社団法人「○○○○の会(以下、EBの会と記す)」。生活支援の中で、さらに3つに分別された専門性の高い特別支援をはじめに受ける。この日、短期入所先から松本の信州大学医学部付属病院に、定期外来診察を受けに行く。「何も知らないのだから今回に限り、Cさんにも同行してもらった方がよいでしょう」。私の心配はどこかでなくなったみたい。個人支援者のCさんからバトンタッチをされ、EBの会の男女スタッフ2人につき添いを頼むことにする。いつもの介護タクシーの運転手さんは、予定のタイムまでに病院へ着くように努めてくれた。年末近くのためか、待ち時間が長くなってしまい、クリスマスツリーがきれいな院内のレストランでお昼を摂る羽目に・・・。握り寿司テナントで鉄火巻を注文、見た目よりも量が多かったらしく、おなかがいっぱいになった。スタッフの2人の前には確か、あんかけオムライス定食があったかな。待機中の運転手さんも仲間入りをして、みそラーメン大盛をすする音が聞こえてくる。感謝の気持ちから、みなさんの食事代全額負担を告げたけれど、EBの会のお二人さんは自腹となった。またこれも人情味が帯びてくる。「お世話になります。まずはこの手紙を読んでください」。私のガイドでスタッフが持っていた封書を、直接主治医の先生に手渡す。「これからはこの方々がつき添ってくラーメンれます」。あいさつからスタートの診察は、終始穏やかな感じで進行する。レントゲン撮影ではオペ個所に異常は見られず、今回も6カ月後の再診が決まった。首には変わりはないと信じていた。スタッフのお二人さんの胸の内をチラッと聞く。「(学さんが元気で帰って来てくれて)よかった」の一言。この瞬間、気持ちの共有を感じることができた。

欲はまといつくもの・・・。普段使っている電動車いすでは、一日乗っていても力が入らない左足が痛くはならない。タクシー専用寝台式車いすに横になると、2時間ほどで問題個所が気になってしまう。半面、走行中車体に揺られるとその振動が腰に響き、電動車いす使用時でもつらくなる。すべては自分の身体のせいだと思う。提案の一つに、病院でのレントゲン検査などが終わったら、自分の電動車いすに乗り換え、またタクシーに乗る際に寝台式車いすに移れたならいいな。ここまで書くと、EBの会のスタッフに申し訳が立たなくなる。いや、いま必要なのはお互いに胸の内を語り合い、よりよい方向へ導くしかないだろう。ライセンスや立場に振り回されず、人の手での支援について思考を磨いていきたい。

生活支援の2つ目一般支援で、お昼の食事準備・管理を担ってもらう。ラーメン店の出前のほか、スーパー・食料店でおにぎり、一品おかずなどを立て替え購入にて届けてくれる。EBの会からの連絡を受けて、月に2回はお助け隊の担当となり地元の底力を発揮。出前は?類に限らず、焼肉丼、つまみチャーシュー、野菜炒め、肉皿、餃子のどれをとってもいうことなし。近ごろは、ヘルパーさんの手料理が物足らずのように思えてしまう。よくないことだと承知のうえでも、デイサービスのない日、お昼のメニューを頭に浮かばせているありさまだ。お昼の食事のみに限らず、希望に一度として背を向けることはないスタッフ。「ときとして反論もOKです。私は完成した人間でありません。第二の家族なので、気楽にものを言ってください」。

連絡用電子メールを使い、自分の趣くままに新たな支援の依頼もする。「公的サービスに【移動支援】があります。村役場で申請手続きをお願いします」。「?」と思われてしまっただろう。障害福祉サービスの特有な制度の一つで、外出の機会が少ない利用者に、介護職員がつき添い病院・公共機関へ出かけることが可能になる。介護保険サービスにはないため周知徹底はいまいち。いまの時代、ヒントさえ分かれば検索で情報源にたどり着ける。「お灸据え」となるかもしれないが、一人暮らしを希望する若く障害を持つ人も増えていくという観点からみて、教養・情報として「もぐさ」をEBの会に贈りたい。穏やかながら、これはまだまだ序の口。

間を置かずに、つぎの提案に駒を進める。私の相棒であるノートパソコンに関し、不都合とその改善策への支援のお願いとなった。「手持ちのICカードリーターで、自分のマイナンバーカードの情報を確認したい」。真剣顔の対応ではあるけれど、すぐとはいかないもの。続いての支援内容。「セキュリティ強化でアドレス承認などに、他のデバイスが必要となる場合が増えています。スマートフォンよりはタブレットでこれに対応したいのです」。アイパッドが使いやすいと思うが確認中という返答。考えるだけはどうもならないし、あせらず情報交換に徹していこう。令和7年2月下旬、(私にとって)新顔スタッフのお出ましをいただき、確定申告についての話となった。「法律上では申告してもしなくてもよいのですが、個人年金の所得で戻ってくるお金があります」。わずかな金額でも、申告のお手伝いをしてもらえるのはありがたいもの。ちょうど、確認チェックのため預かってもらったICカードリーターが返ってきて、接続USBを別端子に差し替えたところ、自前のノートパソコノートパソコンンからマイナンバーカードの情報を取得に成功。「私が税務署へ行き申告をしてくるか、パソコンでご自身がやりますか?」。展開の速さで一瞬戸惑いながらも、今回はスタッフにお願いをする。しっかりと調べた落ち度のない仕事に触れ、利用者というよりはお客様精神から支援をしている組織だと知る。思わず私は、訪問のスタッフ2人に姿勢を低くして一言いう。「恐れ入りました」。

ときは変わろうとも母の遺影は、光の差す場所へ出られず、空き部屋にひっそりと置かれたまま。若い女性スタッフに尋ねる。「お母さんの遺影を、リビングルームの壁に掛けるのはおかしいでしょうか?」。聞いてみますねと答えた後の話が胸に残った。「うちでお母さんの葬儀をしていただいたと、男性スタッフが言っていました。その節もお世話になりました」。葬儀会社を自分で頼むことすらできず、長年のガタからきた首の痛みに耐えられず、母方のいとこにすべてを任せた記憶がある。いとこの仕事関係からすると、妥当な会社選択だったと思う。また一方で自分ならば、祖母と父のときからつながりを持った会社に依頼をしたであろう。その分かれ道が、いまの私を支えてくるものだと感謝したい。願った通り、60歳後半の姿の母は日向に出てきて、息子がパソコンを操作、ごはんを食べる様子を眺めている。

翌日の22日は、猫の日であった。連想するなら鬼太郎のガールフレンド。両想いらしいが、長く鋭い爪でねずみ男の顔面を引っ掻き回す。これじゃたまったもんじゃない。この日の主役は猫娘。だが、普段はかわいらしい娘(こ)。もしも【生前葬】をやるとしたら、司会を猫娘に依頼しようか。ちょっと待てよ。ねずみ年生まれの私だ。アメリカアニメ・トムとジュリーのようになっても大変。やっぱり怖いなあ。
何か変わったことをやりたいという性格の私。いまの目標は、毎月の作文を一つにまとめたい。それに至るには、ネット上の日記ブログを展開。猫見知らぬ多数のご批判を頂戴し、大衆に親しまれる一冊を夢見ていきたい。出版記念を兼ねた【生前葬】で、皆様に感謝を伝えたい。それまでは元気でいよう。EBの会のスタッフ各位殿、やんちゃの高齢坊主ですが、よろしくお願いいたします。
2025/03/24 
 このホームページのすべて情報を無断で使うことは禁じます。